2009年12月1日火曜日

「ねこはしる」ふれあいこどもまつり2009公演情報!!









2010年3月7日、アートインAsibina演劇作品「ねこはしる」を八王子いちょうホールにて公演します!

日時.2010年3月7日(日) 15:30開演
会場.八王子いちょうホール 第一練習室(八王子市芸術文化会館)
住所.東京都八王子市本町24-1(JR「八王子」駅北口下車 徒歩13分)Googleマップで見る
チケット料金.前売2,000円/当日2,300円(全席自由)
参加・体験・感動!ふれあいこどもまつり参加公演

チケットお申込みフォームはコチラ!
チケットのお申込みは、お電話(アートインAsibina 03-5338-7929)か、メール(info@asibina.com)、または、アートインAsibinaオフィシャルサイトチケットお申込みフォームにてお願いします。


「ねこはしる」作品ページはコチラ
「参加・体験・感動!ふれあいこどもまつり」その他の公演情報やフェスティバル情報は、児演協のホームページをご覧下さい。

2009年11月1日日曜日

「紙のおとぎばなし」さらにバージョンアップします!

この夏、再演を行ったアートインAsibina作品「紙のおとぎばなし」。早くも来年2010年の公演依頼を頂戴しました。公演をご依頼下さった皆さま、ありがとうございます。

さて、来年の公演に向けて、作品は新たに生まれ変わる準備(稽古)を行っております!夏の公演で頂戴したお客さまからのアンケートを元に、さらに面白く、はちゃめちゃな物語を目指して!

・「紙から生まれる!」オモシロさを追求
・紙の人形サイズを変更
・大冒険ストーリーを追加

上記の3点を目標に稽古を進めています。
日常にたくさんある「何でもない紙」から、想像力や造形によって何かが生まれるオモシロさをもっともっと取り入れられるように、観客の皆さまが「あっ!」と驚いたり、「なるほど!」と共感したり出来るような物語を目指しています。
ですが、まだまだ稽古中!どんな作品に生まれ変わるか・・・どうぞお楽しみに!


アートインAsibina「紙のおとぎばなし」

2009年8月31日月曜日

2009夏の公演 無事に終了しました。

アートインAsibina2009夏の演劇公演「紙のおとぎばなし」「ヨーグルトをさがせ!~Looking for Yoghurt~」両作品ともに全ての日程が終了しました。

たくさんのお客さまにお越し頂き、さまざまご感想を頂戴いたしまして、アシビナにとって作品にとって、さらなる進化を臨むことの出来る良き公演となりました。
会場にお越し頂いた観客の皆さま、ご協力下さいました皆さま、本当にありがとうございました!

両作品ともに、今後も全国・全世界にて公演活動を行う予定です!また、アートインAsibinaは今後も新たな作品を創作上演いたしますので、どうぞ宜しくお願いします!!

アートインAsibina一同

2009年6月11日木曜日

「紙のおとぎばなし」公演チケット受付中!!

アートインAsibina2009夏の公演「紙のおとぎばなし」チケット受付を開始しました。チケットのお申込みは、メールフォームか、お電話・ファックスにてお申込み下さい。

>>>紙のおとぎばなし」チケット申込みフォームはコチラ!!
TEL.03-5338-7929/FAX.03-5338-7928(アートインAsibinaまで)

上記方法にてお申込み頂いたチケットは、公演当日に受付にて精算させて頂きます。お申込み頂きました代表者さまの氏名を受付にてお申し付け下さい。
公演詳細・その他のお問い合せは、お問い合せメールフォームへ


カンフェティ会員の方に朗報!!
観劇ポータルサイト“カンフェティ”ご利用方は、カンフェティ割引価格にてチケットをご購入頂けます。割引チケットは数に限りがございます。お早めに!!
>>>カンフェティWEBチケットのお申込みはコチラ!

予約後すぐにお近くのセブン-イレブンにてチケットをお受け取り頂けます。代金はチケット発券の際に店頭でお支払い下さい。
カンフェティチケットセンターのご利用には、演劇ポータルサイト“カンフェティ”への無料会員登録が必要となります。

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「紙のおとぎばなし」公演は・・・
2009年7月25日(土)14:00/15:00 26日(日)15:00 プーク人形劇場にて
7月29日(水)14:00 国立オリンピック記念青少年総合センターにて“出会いのフォーラム2009参加公演”です!!

公演の詳細・最新情報は、「紙のおとぎばなし」特設ページへ!!

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Tatsuo,SHIROTA

2009年6月5日金曜日

「紙のおとぎばなし」1分ムービーUP!!

今夏再演のアートインAsibina「紙のおとぎばなし」映像を、YouTubeアシビナちゃんねるにアップロードしました!
1分間の短い映像ですが、作品のオープニング映像です。一寸法師の御伽草子が始まる手前、紙を使ってモノガタル!と言う場面です。途中に登場する紙の造形物は・・・ぜひ、会場でご覧下さい!



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Tatsuo,SHIROTA

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「紙のおとぎばなし」公演は・・・
2009年7月25日(土)14:00/15:00 26日(日)15:00 プーク人形劇場にて
7月29日(水)14:00 国立オリンピック記念青少年総合センターにて“出会いのフォーラム2009参加公演”です!!

公演の詳細・最新情報・チケットのお申込みは、「紙のおとぎばなし」特設ページへ!!

2009年5月28日木曜日

二つの大きな「試練」をへて・・・

劇作家の西田豊子の「ヨーグルトをさがせ!」レポートNo.6です!

◆もう一つの試練「通りゃんせ」
感動のプレビュー初演から、まさかの低迷への原因は・・・!?
この日、2回の公演とプロデューサーミーティングの後、私達は作家ミーティングを持ち話し合いました。が実はもう一つ、私達には大きな問題がありました。
4月のソウルリハーサルで韓国の作家ミジョンから、開幕時ミュージシャンが日本語で歌う「通りゃんせ」は、韓国の観客に違和感があり脚本上もなじまないと問題提起があったのです。新曲を準備するには時間的な余裕がなく、英国公演は「通りゃんせ」で仕上げ、それを見て結論を出すことになっていました。

◆時間切れまで議論を尽くし
しかし、音楽の構造上「通りゃんせ」は欠かせないので韓国公演は歌詞を韓国語にと言う作曲家提案と、作家側の、日英韓のどの国にも属さないミュージシャンと言う脚本上の設定は平行線のまま。ピーターが、7月の韓国公演までに新曲を準備して欲しいが、不可能なら作曲家提案を受け入れるとまとめて時間切れ。引き続く夕食会でも隙間を見付けて話し合いを続け、ついに作曲家から、「通りゃんせ」にこだわらない第三の提案が出て、解決策を見出しました。


「アカ」(叶雄大)はモンスター退治と大好きだった木を

◆深夜ミーティングと早朝稽古!
そんな次第で、俳優達へは「良きエネルギーで三人のコミュニケーションを!」と、やや総論的なアドバイスで翌日を迎えました。前日の低迷を痛い程感じていた彼らは気持ちを引き締め、再び舞台に良きエネルギーが戻り初めました。
しかし、5月末までのREP公演と6月第1週のレスター演劇祭へ、20ステージもの公演が続きます。終演後作家達で根本的な解決策を模索、夜食に招いていた俳優達とも深夜まで話し合って、翌朝早朝リハーサル決行となりました。


「ノーラン」(パク・ヨンジュ)は迷子の子ネコヨーグルトを

◆ふたたび笑いと感動が
作戦はシンプルでした。それまで私達は、突如挿入されるファンタジーシーンの「ブラジル」をクリヤーにすべく、対策を講じていました。が、問題はそれ以前、工事現場で出会った3人が初めて「地図」=「チド」=「Map」と3つの言葉を理解して始まる冒険シーン。3人が打ち解けた途端、一人一人の「目的」と「緊張関係」=根本のドラマが、薄れてしまっていたのです。
「アカ」は「大好きだった大きな木」。「ノーラン」は「子ネコのヨーグルト」。孤独な「ブルー」は「人との関係性」。俳優達が改めて3人の「こころの旅」を胸に刻んだ時、舞台に劇的な緊張感と、観客と共に笑い感動する呼吸が蘇りました。舞台は生き物。一回一回成長し続けていくものと、痛感しました。


「ブルー」(ダニエル・ナダフィ)は孤独=ともだちを

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Toyoko,NISHIDA


「ヨーグルトをさがせ!」特設ページはコチラ!
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ピーター・ウィルソン(イギリス/脚本・演出)による作品ブログはコチラ→http://hanyongtheatre.blogspot.com/(英語のみ)

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2009年夏!アートインAsibinaでは、「紙のおとぎばなし」公演も行います!
「紙のおとぎばなし」公演情報は、特設ページ→http://www.asibina.com/paper/
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2009年5月26日火曜日

バーミンガム・ポスト紙に巨大記事掲載!


3カ国の劇作・演出家。左から、キム・ミジョン(韓国)/西田豊子(日本)/ピーター・ウィニー・ウィルソン(イギリス)

5月12日イギリス バーミンガムにて、3カ国の劇作・演出家が「バーミンガム・プレス」のアート・ジャーナリストからインタビューを受け、日本・イギリス・韓国の共同制作企画としてタブロイド紙2ページに亘って掲載されました!!

バーミンガム・ポスト紙「Birminghampost.net」掲載記事原文(2009年5月21日英国時間)
http://www.birminghampost.net/life-leisure-birmingham-guide/birmingham-culture/theatre-in-birmingham/2009/05/21/looking-for-yoghurt-at-the-door-birmingham-repertory-theatre-65233-23682990/

上記ウェブサイトの翻訳は下記↓
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「Looking for Yoghurt!」バーミンガムレパートリーシアター“The Door”にて上演!
このプロジェクトはバーミンガムレパートリーシアターと韓国、日本のプロダクションによるユニークなコラボレーションによって生み出された作品である。

3カ国の劇作・演出家と俳優が、絶え間なく通訳が飛び交う稽古場で、ディバイジングによる創作が行われた。登場する3人のキャラクターも、共通する言語を持たないという設定で物語は進められる。

舞台は世界のどこかにある大都市。ノーラン(パク・ヨンジュ)が迷子の子ネコを探して工事現場に入って行くところから物語は始まる。彼女はそこで2人の少年、アカ(叶雄大)とブルー(ダニエル・ナダフィ)と出会う。はじめはお互いに警戒する3人だが、互いに遊び助け合うことですぐに協力し、さまざまな不安を乗り越えて行く。
パーカッショニストの開発彩子も加わり、次第に舞台はセリフよりも、リズムやムーブメントにが中心となって行く。また、各国の観客にとっては、理解できる言語がそれぞれ1つあるので、舞台で何が起きているかを容易に理解することができる。
劇作家のキム・ミジョン、西田豊子、ピーター・ウィニー・ウィルソンは、子どもたちの持つ生きる知恵と互いに助け合う力への敬意と賛美の念をこめている。また、限られた条件の中でも遊びを通して学ぶことの大切さも描かれている。観客は、この物語が工事現場が良い遊び場である!と言っているなどとは思わないであろうが、3人のキャラクターは重い機材を操り、クレーンに上るという冒険までするのである。

「Looking for Yoghurt!」は非常に繊細な魅力を持った作品である。その創造活動に費やされてきた3カ国での多大な努力を鑑みれば、あまりにもささやかな作品と言えるかもしれない。しかし今の段階で重要なのは、目的地ではなく旅そのものなのだ。

5月30日までバーミンガムレパートリーシアター“The Door”にて上演。6月2日~4日にレスターの“Spark Children’s Festival”にて上演される。
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記事.Terry Grimley(The Birmingham Post's arts editor)/訳文.舟川絢子・城田龍生

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Tatsuo,SHIROTA

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「ヨーグルトをさがせ!」特設ページはコチラ!
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ピーター・ウィルソン(イギリス/脚本・演出)による作品ブログはコチラ→http://hanyongtheatre.blogspot.com/(英語のみ)

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2009年夏!アートインAsibinaでは、「紙のおとぎばなし」公演も行います!
「紙のおとぎばなし」公演情報は、特設ページ→http://www.asibina.com/paper/
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2009年5月23日土曜日

大きな「試練」を経て・・・本物の「初日」へ

劇作家の西田豊子の「ヨーグルトをさがせ!」レポートNo.5です!

◆さよならバーミンガム!
英国時間の5月22日早朝、日英韓共同制作の日本側プロデューサー下山久とバーミンガム空港を発ち、チューリッヒ経由で帰国の途に着きました。
私西田は5月4日にロンドン経由でバーミンガムリハーサルに参加して以来20日ぶり。4月11日からのソウルリハーサルに遡れば、ぴったり40日間にわたる「ヨーグルトをさがせ!」初演の旅、終結です。

ステージで関係者全員が初日を祝いました。

◆ツアーに向けてプロデューサー会議!
さて、下山は我がアートインAsibinaの理事でもありますが、国際的には沖縄の国際児童青少年演劇祭"キジムナーフェスタ"の総合プロデューサーとして著名です。このたびの日英韓共同制作では、英国での制作を国立バーミンガムレパートリーシアター、韓国での制作をソウル市にあるジョイフルシアター、そして日本での制作をキジムナーフェスタが担当。英国ジュディ・オーエンさん、韓国キム・ビョンホさん、そして日本の下山と、3人のプロデューサーが制作面の統括に当たってきました。世界初演でもあった英国・バーミンガム初演では、プレビュー公演後の17日に下山とビョンホさんが相次いで到着。6月から始まるツァーに向け、英国初演を仕切るジュディと3人のプロデューサー会議、バックステージのスタッフを加えてのプロダクション会議が行われました。5月30日バーミンガム公演終了後、6月1日から英国レスター演劇祭、7月にはソウルと東京、8月に沖縄巡演が控えているのです。

写真は、プロデューサーのジュディと下山。右は通訳の惠子と奈緒

◆初日に試練の大波が!
実は、前回の15,16日のプレビュー公演を「感動の世界初演」とお知らせしたあと、わが「ヨーグルトをさがせ!」は大きな試練を経験しました。5月19日午後、3人のプロデューサーやプレス関係者が初めて観劇した公式の初日が、ピーターをして「最高!」と言わしめた16日夜とは打って変わって悲惨な出来。プロデューサー達もピーターも不満と落胆を隠さず、何よりも、観客の反応が全てを語っていました。
開演直後こそ期待のこもった熱気や笑いがありましたが、徐々に広がる客席との距離を、終演まで縮めることが出来なかったのです。終演後ステージで、プレス関係者やREPの方々も含め、初日のお祝いがありました。ピーターとは「これを良き試練に」、REPの劇作家でドラマトゥーク(文芸担当)のキャサリンとは「ドラマを見極めるチャンス」と、次なる前進を誓って杯をあげました。おっと、飛行機が間もなく成田に到着です。
この試練の行方は、次回のレポートでお知らせします。

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Toyoko,NISHIDA

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「ヨーグルトをさがせ!」特設ページはコチラ!
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ピーター・ウィルソン(イギリス/脚本・演出)による作品ブログはコチラ→http://hanyongtheatre.blogspot.com/(英語のみ)

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2009年夏!アートインAsibinaでは、「紙のおとぎばなし」公演も行います!
「紙のおとぎばなし」公演情報は、特設ページ→http://www.asibina.com/paper/
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2009年5月20日水曜日

「紙のおとぎばなし」2009年7月公演情報!


アートインAsibina演劇作品「紙のおとぎばなし」2009年7月再演します。
作品の最新情報・チケット申込み・稽古場速報・コンセプトなどなどは、「紙のおとぎばなし」特設ページへ!!

◆作品紹介!!
ありふれた紙を 丸めて 折って 切って 結んで・・・?!
光と紙と物語が織りなす、アートインAsibinaの異色作??

「自分の力で大きくなろう!」と都にのぼった一寸法師。三条の宰相のお屋敷で、小さな姫の遊び相手に雇われます。しかし、やがて姫が大きく美しくなっても、一寸法師は小さいまま。
そこでついに心を決め、大きくなるための試練を求め、流れ星に乗って旅立ちます。
海を越え山を越え、舞い降りた先は、黒い森。「真の勇者を待っていた!」の声に導かれ、一寸法師は鉄の山からドラゴンの住む氷の国へ、大冒険を重ねます。
しかし、流れ星が姫の危篤を告げて・・・

◆日時
①プーク人形劇場公演
2009年7月25日14:00開演/19:00開演 26日15:00開演

②出会いのフォーラム2009参加公演
2009年7月29日(水) 14:00開演

◆場所
①プーク人形劇場
住所.東京都渋谷区代々木2-12-3/Google MAPで見る/TEL.03-3379-0234/URL.http://www.puk.jp/theatre/theater.html
JR「新宿」駅南口下車 徒歩7分
都営新宿線「新宿」駅6番出口/都営大江戸線「新宿」駅A-1出口下車 徒歩1分

②国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟B1 リハーサル室
住所.東京都渋谷区代々木神園町3-1/Google MAPで見る/TEL.03-3469-2525
小田急小田原線「参宮橋」駅下車 徒歩7分
東京メトロ千代田線「代々木公園」駅4番出口下車 徒歩8分
京王バス 新宿駅西口(16番)/渋谷駅西口(14番)より「 代々木5丁目」下車

◆チケット料金 2000円(①・②共通)
※基本的には自由席となりますが、子ども席おやこ席をご用意させていただきます。チケットお申込みの際にその旨ご連絡下さい。

◆チケット取扱い・お問い合せ
アートインAsibina
TEL.03-5338-7929/FAX.03-5338-7928/E-mail.info@asibina.com
「紙のおとぎばなし」特設ページのチケットフォームから簡単にお申込みが出来ます!

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Tatsuo,SHIROTA

2009年5月17日日曜日

「ヨーグルトをさがせ!〜Looking For Yoghurt〜」ついに英国(世界)初演の幕が開きました!

ついに5月15日(金)、「ヨーグルトをさがせ!」初演の幕が開きました。
レポートNo.4から「英国公演レポート」として、劇作家の西田豊子が引き続きホットな情報をお伝えします!


◆早くも初日からSold Out !
“世界初演”ともなる英国初演は、何度かお伝えしている通り、バーミンガムREPの小劇場スペース“The Door”で、午後1時半と夕方7時の2回公演。
1回目は小学校からやって来た7〜10才の子ども達。2回目は親子連れのお客様とREPのご招待客で、チケットは早くもSold outとのことです。

◆雄大君も最後の仕上げ!
15日は朝9時半に集合。幕開きのミュージシャン登場シーンと3人の出会いのシーンを軽くあわせ、最後のリハーサルが終了しました。そのあと、雄大君は舞台監督のルースの配慮で、通訳の山口惠子さんとスポーツマッサージに。
雄大君は、モンスター退治を目指す日本の冒険少年「アカ」役で、体操で鍛えたダイナミックな身体表現を随所で見せます。ソウル・東京と、打撲やかすり傷が絶えませんでしたが、全身リフレッシュで軽やかに本番を迎えました。

◆ステージで「Looking for Yoghrut!」
開幕30分前、スタッフ・キャストがステージに集合。演出のピーターが「昨年5月の、ソウル・東京創作ワークショップから1年、作家達には2年間の旅路を経ての初日。昼夜で全く異なるタイプの観客に出会えるのもラッキー。あとは観客の呼吸を感じて、楽しみましょう」と短く、しかし感慨深げにコメント。
全員円陣を組んで「Looking for Yohgrut!」と唱和、いよいよ開幕です。


◆初めてのステージで子ども達は!
初めてのステージ。幕開きから子ども達は、のびのび手拍子で「コール・アンド・レスポンス」に応え、雄大君演じる「アカ」の技が決まる度「おお〜!」と拍手。暗転では興奮の叫び声が劇場を揺るがす程でしたが、大事な場面では見事に集中。英国の少年「ブルー」が「アカ」と「ノーラン」の冒険に初めて参加する時は、「Catch!」と応援の声をかけ、ピーターを大感激させました。


夜の公演は満席の客席の7割がおとな。心地よい笑いと集中が、呼吸のように波のように、間断なく舞台と客席を往復。良き「初日」でありました。
終演後、REPのレストランで軽く祝杯。プロデューサーのジュディもピーターも私も「実は・・・」と、何度か涙が溢れたことを認めました。何と、作家のミジョンも、2日前に心理学ドクターを取得した通訳のイエランも、韓国の女性スタッフは全員「雄大の切り株の号泣シーンがベスト1!」と。やったね雄大君!

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Toyoko,NISHIDA

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「ヨーグルトをさがせ!」特設ページUPしました!
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ピーター・ウィルソン(イギリス/脚本・演出)による作品ブログはコチラ→http://hanyongtheatre.blogspot.com/(英語のみ)

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2009年夏!アートインAsibinaでは、「紙のおとぎばなし」公演も行います!
「紙のおとぎばなし」公演情報は、特設ページ→http://www.asibina.com/paper/
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2009年5月15日金曜日

「ヨーグルトをさがせ!」特設ページ完成!!

日本・英国・韓国による共同制作プロジェクト演劇作品「ヨーグルトをさがせ!~Looking for Yoghurt~」特設ページが完成しました!!
作品紹介・プロジェクトメンバー紹介・稽古場速報!最新情報・チケット申込みフォームなどなど、情報が盛りだくさんです!ぜひご覧頂き、7月の公演にお越し下さい!

2009年7月公演日程
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【東京公演】
◆2009年7月28日(火) 14:00開演
子どもと舞台芸術-出会いのフォーラム2009参加

◆会場
国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟B1 リハーサル室
住所.東京都渋谷区代々木神園町3-1/Google MAPで見る/TEL.03-3469-2525
小田急小田原線「参宮橋」駅下車 徒歩7分
東京メトロ千代田線「代々木公園」駅4番出口下車 徒歩8分
京王バス 新宿駅西口(16番)/渋谷駅西口(14番)より「 代々木5丁目」下車

◆チケット料金 2000円
子どもと舞台芸術-出会いのフォーラム2009参加作品です。チケットの購入は、アートインAsibinaでも受付いたしますが、出会いのフォーラム実行委員会の発行する「フォーラムパス」でもご観劇いただけます。詳しくは、出会いのフォーラム2009ホームページをご覧下さい。
基本的には自由席となりますが、子ども席・おやこ席をご用意させていただきます。チケット申込み時にその旨をお伝え下さい。

【所沢公演】
◆2009年7月30日(木) 13:00開演 終演後ロビー交流アリ

◆会場
所沢市立松井公民館 ホール
住所.所沢市上安松1286-1/Google MAPで見る/TEL.04-2994-1222
所沢駅東口 ②番バス乗り場より「西武秋津団地」下車すぐ
清瀬駅北口・志木駅南口・東所沢駅から、所沢駅東口行きバス「西武秋津団地」下車すぐ

◆チケット料金 おとな 800円/子ども 500円
基本的には自由席となりますが、子ども席・おやこ席をご用意させていただきます。チケット申込み時にその旨をお伝え下さい。

【チケット取扱い・お問い合せ】
アートインAsibina
TEL.03-5338-7929/FAX.03-5338-7928
E-mail.info@asibina.com
※チケットのお申込みは、「ヨーグルトをさがせ!」特設ページ、チケット申込みフォームより簡単にお申込み頂けます。

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Tatsuo,SHIROTA

「ヨーグルトをさがせ!」英国レポートその3

日英韓共同制作「ヨーグルトをさがせ!~Looking For Yoghurt〜」は、4月の韓国・ソウルリハーサルを経て、ただ今英国バーミンガムレパートリーシアター(愛称REP)にて総仕上げの段階に突入。いよいよ今週末5月15日(金)には 、”THE DOOR” で初演の幕を開けます。劇作家として参加している西田豊子の、バーミンガムレポートその3をお届けします。

◆劇場は、扇風機でクールダウンの熱気!
15日のプレビュー公演まで正味2日。13日は、東京から作曲家港大尋さん、そして振り付けのアイリーンも再登場。朝10時半にスタートして、音楽稽古、テクニカルリハーサル、転換シーンの作り替え、ゲネプロ、それを受けてのクリエィティブチームのミーティングで、終了はぴったり22時。熱のこもった1日でしたが、この日のThe Door は照明機材の熱と人の熱気で、さながら真夏の東京並に気温が上昇。バーミンガムは緯度が高く、日中でも気温は15度前後なのですが、劇場に扇風機が登場する暑さとなりました。


◆言葉の通じない3人が出会う時!
ここで、「ヨーグルトをさがせ」の物語をご紹介しましょう。
舞台は、とある大都市の、工事現場の夕暮れ時。一人の少女「ノーラン」(パク・ヨンジュ=韓国語で「黄色」の意味)が、迷子の子ネコ「ヨーグルト」をさがしてやって来ます。彼女は、子ネコのかすかな足跡が工事現場のフェンスの中へ続くのを発見。「危険!」の標識やモンスターのような機械音に怯えながらも、フェンスの中へ忍び込みます。そこへ、冒険好きの日本の少年「アカ」(叶 雄大)がフェンスを乗り越えて侵入、言葉が通じないながら知り合いになります。二人は更に、「秘密基地」に隠れていた英国の少年「ブルー」(ダニエル・ナダフィ)を発見。物語は、この、「言葉が通じない」3人がいかに心を通わせ、自分たちと世界の「希望」を見出して行くかを大きな軸に展開します。


◆コール・アンド・リスポンス!
そこで大きな役割を果たすのが、もう一人の出演者、日本の開発彩子さん演じるミュージシャンです。
彼女は幕開きと共に楽器を抱えてやって来て、日本のわらべうたのリズムで観客と「コール・アンド・レスポンス」で遊び、ヨーグルトを探すノーランを目撃。一部始終を見守りながら、3人の出会いや冒険を打楽器演奏でサポートする・・・という役割です。鍵になるのは、言葉が通じなくてもリズムで伝えあう「コール・アンド・レスポンス」です。

劇中では、随所に、冒頭で観客と共有したリズムがかくされています。「コール・アンド・レスポンス」こそは、作曲家港大尋さんがこの作品に仕掛けた「音楽的なたくらみ」と言う訳。15日のプレビュー公演、どんな「コール・アンド・レスポンス」が観客との間に生まれるか、今からとても楽しみです。


◆「バーミンガム・ポスト」紙に巨大な記事が!
先日のインタビューが、何と、タブロイド判の見開き2ページ、その80%を埋める巨大な記事になりました。英国ピーター、韓国ミジョン、そして不詳日本の西田の、3人の劇作家の写真入り。本文はただ今翻訳中です。お楽しみに。

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Toyoko,NISHIDA


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2009年夏!アートインAsibinaでは、「紙のおとぎばなし」公演も行います!
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※「ヨーグルトをさがせ!」特設ページも、間もなく公開予定です。

2009年5月14日木曜日

「ヨーグルトをさがせ!」英国レポートその2

日英韓共同制作「ヨーグルトをさがせ!~Looking For Yoghurt〜」は、4月の韓国・ソウルリハーサルを経て、ただ今英国バーミンガムレパートリーシアター(愛称REP)にて総仕上げの段階に突入。いよ いよ今週末5月15日(金)には 、”THE DOOR” で初演の幕を開けます。劇作家として参加している西田豊子の、バーミンガムレポートその2をお届けします。

◆テクニカルリハーサル快調!   
今日5月12日は、朝から“The Door”で、テクニカルリのハーサル第一日。
進行は照明&音響デザイナーのサイモン、ステージマネージャーのルース、そして演出のピーターです。
日本では多くの場合、劇場や機材の使用料が高いこともあり、短時間に仕込み・テクリハ・ゲネプロまで仕上げねばなりません。が、“the door”はバーミンガムREPの「自前の劇場」、そして「自前の専門スタッフ」。しかも、本番10日前からセットを組んでリハーサルをしてきただけに、何だかとても余裕の雰囲気
なのです。
女性の舞台監督ルースさんが、場面の転換や照明・音響のQごとに「Stand by please,thank you!」と合図を出しますが、その声がおっとりと優しく、おまけに「thank you」ですから、私はそのたびに密かに和んでしまう程なのです。
テクリハは、照明・音響と背景幕のシルエットで見せる「マシーンモンスター」や、クライマックスの「ブラジル」、そしてエンディングまで、予想外の早さで順調に進みました。幕開きから間もなく、「あか」役の叶雄大が工事現場のフェンスを倒すシーンも、金具の改良で無事クリヤー。「これなら大丈夫!」と、雄大が胸をなで下ろし、私も安堵です。

◆ピーターの目にも涙!
昨日5月11日は“The Door”で仕込みのため、二階のリハーサルルームでランスルー(通し稽古)。先月、ソウルのプレビュー前に帰国した私は、久々にみるラン(通し)。
帰国前、ピーター&韓国の劇作家ミジョンと3人で議論した「スリム&シェイプアップ作戦」が功を奏し、なかなかに良い仕上がり。その勢いで「最後の楽しみ」にとっておいたエンディングシーンまで、ついに、完成です。
輪になって、俳優達とともに話しあっていた時のこと。劇の終盤近く、「あか」「ノーラン」「ブルー」の3人が、それぞれの国の言葉で「友だち」と言うシーンがあるのですが、「このような場面が生まれることを作家達も初めから予測してはいなかった。まさに、俳優達と共に発見を重ね、今、そこにたどり着いた・・・」
とピーターが感慨を込めて言いました。
すると、ノーラン役の韓国の女優ヨンジュが「おお、ピーター・・・!」とつぶやきました。何とピーターの目に涙が・・・。

◆アート・ジャーナリストのインタビュー!
この日、ピーター・ミジョン・私の3人は、「バーミンガム・プレス」のアート・ジャーナリストのインタビューを受けました。ピーターの涙は、3人の最初の出会いから、2年にわたる創作活動に思いを巡らせたせいかも知れません。私達の、たぐい稀なほど深い信頼に結ばれた共同の作業も、いよいよ英国初演を迎え、7月のソウル・東京初演から8月の沖縄へと、最後の仕上げの時期。明日もたゆまず前進!です。

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Toyoko,NISHIDA


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「紙のおとぎばなし」公演情報は、特設ページ→http://www.asibina.com/paper/
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※「ヨーグルトをさがせ!」特設ページも、現在作成中です。

2009年5月12日火曜日

「ヨーグルトをさがせ!」いよいよ5月15日イギリス初演!

日英韓共同制作「ヨーグルトをさがせ!~Looking For Yoghurt〜」は、4月の韓国・ソウルリハーサルを経て、ただ今英国バーミンガムレパートリーシアター(愛称REP)にて総仕上げの段階に突入。いよいよ今週末5月15日(金)には 、”THE DOOR” で初演の幕を開けます。劇作家として参加している西田豊子の、バーミンガムレポートをお届けします。

◆バックドロップ完成!
私がロンドン経由で稽古場に合流したのは5月6日。客席数150程の、REPの小劇場スペース“The Door” に足を踏み入れたとたん、舞台一杯に吊られた3枚のバックドロップ(背景幕)に目を奪われました。美術デザイナーは韓国の若手女性美術家パク・スヨンさん。彼女は、韓国の伝統文様をモチーフに、「ヨーグルトを探せ!」の舞台設定である「世界のどこかの大都会」の、無機質な美しさを表現しようと、自ら手縫いでこの幕を製作しました。

◆マドモワゼル・アイリーン登場!
5月5日にスタートしたリハーサルでは、新たに振り付けのアイリーン・ディビットさんを迎え、劇中最大の見せ場「ブラジル」シーン始め、フィジカル(身体的)な表現がダイナミックに、そして美しくシェイプアップされました。アイリーンは、フランス出身でロンドンを拠点に活動。ソウルリハーサルでの成果やキャラクターの個性を元に、時には大胆・時には繊細な動きを、俳優達と共に創りだして行きました。俳優達もスタッフも、彼女のフランス語風アクセントの柔らかい話し声と青い瞳のファンに。彼女は仕上げのリハーサルにも再び登場の予定です。

◆今週はランスルー週!
先週末の土曜日、ソウル以来初めランスルー(通し稽古)を見ました。ソウルで大胆に手を入れた場面や新たな振り付け場面も含めて、各シーンがダイナミックに展開し、作品全体の骨格が力強く立ち上がってきていると感じました。

わがAsibinaの叶雄大くんも、REPの芸術監督に「天才!」と言われた身体技と遊び心溢れる創造性で作品全体の牽引車の役割を果たしています。

今日月曜からはテクニカル面を含めながら1日二回のランスルー体制。細かな部分まできっちり詰めながら、初日へ向け良き緊張感が高まっています。

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Toyoko,NISHIDA


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ピーター・ウィルソン(イギリス/脚本・演出)による作品ブログはコチラ→http://hanyongtheatre.blogspot.com/(英語のみ)


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2009年夏!アートインAsibinaでは、「紙のおとぎばなし」公演も行います!
「紙のおとぎばなし」公演情報は、特設ページ→http://www.asibina.com/paper/
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「ヨーグルトをさがせ!」特設ページも、現在作成中です。

2009年5月3日日曜日

「ヨーグルトをさがせ!」プレビュー公演in韓国ソウル


日本・イギリス・韓国共同制作プロジェクト「ヨーグルトをさがせ!~Looking for Yoghurt~」4月29日に韓国ソウル市内の子どもたちを対象に、プレビュー公演を行いました!
衣裳も完成して、作品の形も完成に近づきつつある中、さらなる作品の向上を目指し、子どたちの反応と意見を貰います。


今回のプレビュー公演には、ミュージシャンの開発彩子(日本)さんも参加して、作品に音楽を加えました。写真の楽器はジャンベですが、他にも世界中のさまざまな楽器が登場します。

そして5月、イギリス バーミンガムでの世界初演へ向けて、メンバーは韓国からイギリスへと旅立ちました。イギリスでも、創作リハーサルや子どもたちへのプレビュー公演を行い、観客の反応を確かめながら大詰めリハーサルを行います。


プレビュー公演が終了した後、俳優・ミュージシャン・演出家と子どもたちで、作品のディスカッションを行っている様子です。


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ピーター・ウィルソン(イギリス/脚本・演出)による作品ブログはコチラ→http://hanyongtheatre.blogspot.com/(英語のみ)


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2009年夏!アートインAsibinaでは、「紙のおとぎばなし」公演も行います!
「紙のおとぎばなし」公演情報は、特設ページ→http://www.asibina.com/paper/
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「ヨーグルトをさがせ!」特設ページも、現在作成中です。

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Tatsuo,SHIROTA

2009年5月1日金曜日

「紙のおとぎばなし」特設ページ!公開!

アートインAsibina演劇作品「紙のおとぎばなし」特設ページを公開しました!
公演情報!作品の紹介!稽古場速報!ニュースなど、情報満載の内容です。現在、作成中のページもありますが、近日中にアップいたしますのでしばらくお待ち下さい。

2009年夏!バージョンアップ再演は、東京都内2箇所にて合計4ステージ上演します。皆さま、ぜひ新しくなった「紙のおとぎばなし」へお越し下さい!

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◆プーク人形劇場公演
7月25日(土)14:00/19:00 26日(日)15:00
【会場】プーク人形劇場
各線「新宿」駅南口下車徒歩7分
アートインAsibina主催/平成21年度 文化庁芸術創造活動特別推進事業

◆出会いのフォーラム2009参加公演
7月29日(水)14:00
【会場】国立オリンピック記念青少年総合センター リハーサル室
小田急小田原線「参宮橋」駅より徒歩7分
子どもと舞台芸術ー出会いのフォーラム2009参加公演

◆チケット料金(共通)2,000円
※出会いのフォーラム2009公演のみ、出会いのフォーラム2009実行委員会の発行する“フォーラムパス”をご購入頂いても観劇頂けます。詳細は、同委員会までお問い合わせください。URL.http://www.kodomotobutai.net/

◆チケットのお申し込み
チケット申し込みフォーム/または、お電話03-5338-7929(アートインAsibina)にてお申込み下さい。

◆お問い合せ
NPO法人アートインAsibina
TEl.03-5338-7929/お問い合わせメールフォーム
URL.http://www.asibina.com
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アートインAsibinaでは、この夏、「紙のおとぎばなし」公演のみでなく、プロデュース作品とし、日本・イギリス・韓国による国際共同制作演劇作品「ヨーグルトをさがせ!~Looking for Yoghurt~」公演も行います。コチラの作品特設ページも現在作成中です!!


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Tatsuo,SHIROTA

2009年4月30日木曜日

「紙のおとぎばなし」再演決定!!

2008年8月に初演を迎えた、アートインAsibina演劇作品「紙のおとぎばなし」 2009年夏!バージョンアップして再演します!
この夏の公演は、プーク人形劇場での公演と、出会いのフォーラム2009参加!



東(日本)西(ロシア)異文化交流、一寸法師の大冒険物語!!
3人の俳優が、事務用紙を 丸めて 切って 折って 割いて・・・普通の紙から大冒険が生まれ・・・ハチャメチャ愉快にモノ語ります!

昨年の初演で頂いた感想の中で、最も多く頂いたのが・・・「紙がこんなに美しいなんて!!」
ただの紙、ですが、俳優たちの感性、想像創造力、さらには、お客さまの想像力によって、紙が○△■%#・・・へと生まれ変わります!!

公演の詳細は、ARTinAsibina WEBにて5月1日にアップ予定ですので、しばらくお待ち下さい。


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Tatsuo,SHIROTA

2009年4月28日火曜日

アシビナちゃんねる!のお知らせ

アートインAsibinaムービーページ“アシビナちゃんねる”を作成しました!
“アシビナちゃんねる”では、アートインAsibinaレパートリー作品のプロモーション映像や、作品創作リハーサルの経過報告ムービー、その他にも、メンバーによるショートムービーなどを掲載して行く予定です。

ARTinAsibina WEB アシビナちゃんねる
※このチャンネルをYouTubeチャンネルでもご覧頂けます→http://www.youtube.com/user/ARTinAsibina
アシビナちゃんねる のRSSフィードを購読頂くと、最新の動画をフィードリーダーへ配信いたします。→RSSフィードを購読!


まずは、アシビナの代表作品「ねこはしる」の3分間映像です。


音楽と台詞が美しく、力強く物語る“ねこ”と“魚”の物語。
本年で10年目を迎えて、さらにバージョンアップしています!!

今後も、アシビナちゃんねるでは、作品紹介映像や、稽古場での創作の様子などの映像を掲載して行きますので、ぜひぜひフィードを購読してご覧下さい!

この夏公演予定の「紙のおとぎばなし」「ヨーグルトをさがせ!」の動画も掲載する予定です!


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Tatsuo,SHIROTA

2009年4月23日木曜日

「ヨーグルトをさがせ!」音楽リハーサル!



「ヨーグルトをさがせ!」韓国ソウル市にて、日々稽古を行っています!
今週は、作曲家の港 大尋さんがソウルの稽古場へ入り、各シーンの音楽や効果音、「ヨーグルトをさがせ!」テーマソングの創作を行いました。

このプロダクションでは、出演・楽器演奏を行うミュージシャン(演奏家)として、日本から開発彩子さんが参加しています。港さんと開発さんの手によって、稽古場ではシーンを象徴する音楽が次々と生まれ、この作品の音楽イメージが具体化されました。
三国の俳優も、打楽器や伝統楽器を使って演奏に加わります。三国の音楽的感性が出会い、響き合い
、さらに魅力的な作品へと近づいています。

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ピーター・ウィルソン(イギリス/脚本・演出)による作品ブログはコチラ→http://hanyongtheatre.blogspot.com/(英語のみ)
「ヨーグルトをさがせ!~Looking for Yoghurt~」日本公演の詳細は、間もなくARTinAsibina WEBに掲載いたします!しばらくお待ち下さい。


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Tatsuo,SHIROTA

2009年4月21日火曜日

【事業報告】学びあい支えあい地域活性化推進事業 入間市実践講座「遊び・コミュニケーションと子どもの発達」


この講座は文部科学省による『「学びあい支えあい」地域活性化推進授業』を、地域コミュニケーションプロジェクト埼玉実行委員会が委託を受け、入間市での実践講座として実施されました。

2009年1月~2月の期間に、2種類の講座、
西埼玉LD研究会の先生方や地域の大人の人々と共に、発達障害を持つ子どもたちを対象とした「遊びとコミュニケーション」の実践ワークショップ。
地域のジュニアリーダーを対象に「コミュニケーションワークショップ」の実践を行いました。

【プログラム】
1つ目の講座では、発達障害を持つ小学生の子どもとその親を対象に、
ス トーリーシアターの手法を用いて、全2回の実践のうち1回目は「笠地蔵」、2回目は「一寸法師」の物語を使い、物語の持つ様々な要素を体験するプログラム を展開。登場する小道具を作ったり、物語の中で全身体を使って様々な人とコミュニケーションをとったりと御父母の方も共に思い切り遊びました。

西埼玉LD研究会の先生方や地域の大人の方々のサポートを得て、子どもたちが安全に、そして集中して思い切り遊ぶことのできる環境を整えることが出来ました。

第2の講座は、ジュニアリーダーを対象に実施。
1回目の活動では、「実践!コミュニケーション」をテーマに、ジュニアリーダーとして、地域で活用できるコミュニケーションエクササイズを含んだワークショップを講師とともに行い深め合う活動を実施。
2回目の活動は「青年の主張!」
社会の一員として、周囲の世界とどう向き合い、捉え、自身の考えを発信するか?を演劇の手法を活用したプログラムで創作・発信を行いました。

【参加者の方々の反応】
発 達障害の子どもたちの講座では、リラックスして、一つ一つの物事にとても集中していた。こういった活動では、彼らの心を「創りたい!」モードにさせ、 「なってみたい!やってみたい!」を引き出す事が大切なのだと感じた。など、地域で彼らを見守る大人から、フィードバックもいただきました。
ジュニアリーダーの講座では、アートインAsibinaの若い俳優が参加した事もあってか、自分達がワークショップなどの活動をナビゲートする際の参考になったという意見があり、具体的にどう声をかけ活動を展開させるか、などの課題もともに学習することが出来ました。

今回の講座では、地域の様々な方のサポートによって、講座を実施することが出来ました。また、それぞれが自身や地域にとって、発展的な良き学習の場になったのではないかと思います。
地域の方々、参加者の皆さまにお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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Ryuta,NISHIWAKI

2009年4月19日日曜日

「ヨーグルトをさがせ!」韓国ソウル公演会場!

日英韓共同制作プロジェクト「ヨーグルトをさがせ!」韓国ソウルでの公演予定会場です。
2009年7月同作品は、韓国ソウルで行われる児童青少年演劇フェスティバルに招聘作品として参加が決定しています。

現在、この劇場「アルコシアター」にて作品創作稽古中です!


作品は、世界中の子どもたちや大人に観て楽しんで頂けるよう、出来るだけ台詞を少なく、俳優同士の言葉に依らないコミュニケーションや、リズム、ムーブメントを中心にストーリーが展開されます。
また、俳優の演技だけでなく、劇中にミュージシャンも登場して、生演奏で物語を彩ります。俳優とのセッションや、劇中で音楽をどのように効果的に扱うか?演出家と俳優、ミュージシャンの開発(かいはつ)彩子さんも加わって、ディスカッションやインプロヴァイゼーションで創作を行っています。



「ヨーグルトをさがせ!〜Looking for Yoghurt〜」の公演情報は、間もなくARTinAsibina WEBにて公開予定です!

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Tatsuo,SHIROTA

2009年4月18日土曜日

【事業記録】「乳幼児親子コミュニケーション」事業

アートインAsibinaでは、2009年1月~3月の期間、乳幼児母子の遊びとコミュニケーションを、演劇をツールに体験・学習するプログラムとして「乳幼児親子コミュニケーション」事業を、首都圏にて10箇所実施しました。

独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」の助成を受け、東京都内4箇所、埼玉県さいたま市1箇所の計5箇所の子育て支援施設にて実施。
文部科学省委託「学びあい支えあい」地域活性化推進事業「地域コミュニケーションプロジェクト」狭山市プロジェクトとして、埼玉県狭山市役所の協力の下、同市内児童館4箇所及び、子育てプレイス奧富の計5箇所にて実施しました。

【事業プログラム】
この事業は、0~2歳の乳幼児とその保護者を対象に、Aプログラム「おやこでおしばい“あのね”」とBプログラム「あそびいっぱいワークショップ」の2つのプログラムをセットに、それぞれの地域で実施しました。

Aプログラム「おやこでおしばい“あのね”」は、
アシビナの乳幼児向け演劇作品「あのね」を使って、赤ちゃんとママが一緒に楽しく遊ぶためのムードづくり・・・

Bプログラム「あそびいっぱいワークショップ」は、
Aプログラムに登場する遊びをはじめ、「いないいないばぁ」「一本橋こちょこちょ」など古くからある手遊びや歌遊び、リズム遊びなどを中心に、講師が技術を提供する場としてではなく、それぞれの母子が安心して遊ぶことのできる“場”づくりを行いました。


参加した乳幼児のママから
「自分の子どもってこんなことまでできたんだ~!」「おやこ一緒に楽しめる」「もっともっとこんな機会がほしい」など、
ご協力下さった市役所の担当者も
「観劇や遊びを親子で体験できるため、親しみやすく人が集まりやすい」と、
アートインAsibinaでは、2009年度初めて試みた事業でしたが、さまざまな方々の協力があり、ご賛同いただけたことに感謝しています。新年度以降も、さらなる展開を目指したいと考えております。

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dai,sato

2009年4月13日月曜日

日英韓共同制作 韓国ソウルへ!!

日英韓共同制作プロジェクト「Looking for Yoghurt~ヨーグルトをさがせ!」の創作リハーサルが韓国ソウルにて始まりました!
2008年5月に、韓国ソウル・東京、同年10月イギリス バーミンガムにて、作品創作のための俳優たちとのワークショップや、各国の子どもたちとの創作ワークショップを経て、既に脚本の第1稿が出来上がっています。今回、韓国ソウルで行うのは、いよいよ作品創作の大詰め、完成に向けてプロダクションメンバーが一同に会してのリハーサルです!


アートインAsibinaからは、理事長の西田豊子、「だいっきらい。」出演俳優の叶 雄大、プロデューサーの下山 久が創作リハーサルに参加しています。
写真は、韓国での稽古初日、脚本の第1稿の読み合わせの様子。


この作品は、2009年5月にイギリス国立バーミンガムレパートリーシアターにて世界初演、同年6月~7月韓国にて公演、そして・・・
7月末~8月にかけて、日本公演を行います!

「ヨーグルトをさがせ!~Looking for Yoghurt~」日本公演の詳しい情報は、間もなくARTinAsibina WEBに掲載いたします!しばらくお待ち下さい。

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Tatsuo,SHIROTA

2009年3月30日月曜日

アートインAsibina2008年度事業終了!

2009年3月28日「だいっきらい。」茨城県ひたち親子劇場での公演を持って、アートインAsibinaの2008年度事業が全て終了しました。

本年度も、小学校やおやこ劇場での公演事業を始め、さまざまな現場での演劇を使ったワークショップ事業、フォーラムシアターなどのプロジェクトを実施させていただきました。

「ねこはしる」は、平成20年度文化庁本物の舞台芸術体験事業に採択され、新潟県・富山県・福井県・京都府内の小学校、計12校にて、作品の上演とセットに、子どもたちを対象にした創作ワークショップ「5分間 のはらものがたり」を行いました。


「だいっきらい。」は、全国のおやこ子ども劇場での公演とセットに、独立行政法人国立青少年教育振興機構子どもゆめ基金の助成を受けて、「友だち力スキルアップワークショップ」を実施。現在、新しいキャストを迎えて、作品リニューアルを行っております。


そして、乳幼児向け演劇作品「あのね」は、独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業や文部科学省「学びあい支えあい」地域活性化推進事業として、東京都新宿区・豊島区・江東区・練馬区・埼玉県さいたま市・狭山市にて、公演+あそびのワークショップを実施しました。


またアシビナのプロジェクトからは、
フォーラムシアター「思春期支援☆大作戦(思春期親子コミュニケーションプログラム)」だけでなく、新たに「青年期バージョン」を創作、日本財団の助成を受け、神奈川県横浜市・千葉県船橋市・愛知県にて、青年期の社会的自立について事業を行いました。


国際共同制作として、日本・イギリス・韓国の児童青少年演劇の専門家との共同制作を行いました。韓国・日本・イギリスでの創作ワークショップを行い「子どもたちの未来・未来を生きる知恵」をテーマに作品を創作しました。2009年5月イギリス・バーミンガムでの初演を目指し現在も創作を行っております。日本では、2009年7月~東京・埼玉・千葉・沖縄にて公演予定です。


もう一つの国際共同制作として「紙のおとぎばなし」が、本年度初演を行いました。
ロシア国立ノブゴロドマールイ劇場の芸術監督を演出に迎え、一寸法師の大冒険物語を創作。日露異文化交流はちゃめちゃシアターとして今後もさらなる進化を遂げて行きたいと考えております。
「紙のおとぎばなし」は、2009年7月に再演を予定しております。

その他にもさまざまな地域でワークショップや講座・セミナーなどを行い、多くの方々に支えて頂きました。アートインAsibinaに力添えを下さった皆さまに心より感謝いたします。

次年度もさまざまな事業を予定しております。どうぞ宜しくお願いします。

現在、アートインAsibinaオフィシャルウェブサイト「ARTinAsibina WEB」の大幅リニューアルを行っております。リニューアル完了後、どしどし最新情報を掲載していきますので、どうぞご覧下さい。

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アートインAsibina一同
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特定非営利活動法人アートインAsibina
東京都新宿区西新宿8-14-17-1110,〒160-0023
TEL.03-5338-7929/FAX.03-5338-7928
URL.http://www.asibina.com/お問い合せメールフォームはコチラ

2009年3月27日金曜日

中学生対象ワークショップが記事掲載されました!


2009年3月17・18日、2日間、千葉県船橋市立中学校の生徒を対象に
アートインAsibinaが行ったワークショップの様子が新聞に掲載されました。


船橋よみうり新聞社のホームページに掲載されております。
ぜひご覧下さい。→http://www.funayomi.com/09k0328geki.html

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ワークショップの活動報告はコチラ
http://report.asibina.jp/2009/03/2009318.html
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※写真.船橋よみうり新聞 2009年3月28日号 7面抜粋

2009年3月18日水曜日

「手紙 〜拝啓 未来の自分へ〜」〜2009年3月18日〜

2009年3月17・18日の2日間、船橋市立中学校の生徒を対象に演劇を使ったワークショップを行いました。
対象の中学校は、昨年11月にフォーラムシアターを実施した学校です。その後、主催のPTAから「ぜひ子どもたちにも!」とご依頼いただき、実施となりました。
依頼を頂いた段階では、生徒たちと活動を行うテーマ・目的などが決まっておりませんでしたが、中学生を対象に演劇を使ってどのような体験活動がフィットするかを考えプログラムを構成しました。

構成したプログラムは・・・「手紙 ~拝啓 未来の自分へ~」
アンジェラ・アキさんの歌「手紙〜拝啓 15歳の君へ〜」をエッセンスに
未来の自分に手紙を書く活動を行いました。

およそ10年前に、参加者と同年代であったアシスタント講師から、中学生の頃に何を考えていたか?どんな中学生時代だったか?その頃の自分自身に手紙を書くとすれば?などを語り、参加者へ未来の自分に手紙を書くとしたら?と投げかけメインの活動を行いました。
書き上がった手紙の中には、「元気か?」「生きてるか?」「やりたいことをやっていますか?」「まだ友だちで居ますか?」「思うように生きて下さい」など
力強くエネルギーに溢れ、真実詩的な手紙がたくさん出来上がりました。


「船橋市葛飾公民館家庭教育セミナー」
主催.船橋市立葛飾中学校PTA
プログラム監修・講師.西田豊子/アシスタント.石井希奈・城田龍生(アートインAsibina

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◆2009年3月27日追記
このワークショップが、船橋よみうり新聞に記事掲載されました!
船橋よみうり新聞社のホームページをご覧下さい→http://www.funayomi.com/09k0328geki.html

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Tatsuo,SHIROTA

2009年3月1日日曜日

ジャーナル「げき7」に記事掲載!

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児童・青少年演劇劇団協同組合の出版する、児童・青少年演劇ジャーナル「げき7」に
アートインAsibinaの西田豊子の書いた記事が掲載されています。

表現教育の現場から「街に根付く"クリエイティブ・ドラマ"」

埼玉県所沢市にて、クリエイティブ・ドラマワークショップを行っている団体の実践レポートです。
地域に根付き、今年で17年目を迎えた子どもたちのためのドラマスクール「所沢クリドラタウン」。地域が主催となり、民間で運営しているドラマスクールの現場をご紹介しています。
表現教育、クリエイティブドラマ、演劇、教育、子ども、地域活動・・・ぜひご覧下さい!

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児童・青少年演劇ジャーナル「げき7」は、全国の大型書店、または児演協ホームページからご購入いただけます。詳しくは、児演協ホームページ
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2009年2月16日月曜日

親子で遊ぶ"いないいないばあ"~2009年2月16日~

首都圏内の子育て支援施設・児童館・子ども劇場の協力を得て、ママと赤ちゃんの遊び・コミュニケーションをテーマにワークショップを実施しています。

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あそびのワークショップの活動の一つ、「いないいないばあ」
小さな布を使って、ママから赤ちゃんへ「いないいないばあ」
大きな布を使って、講師から赤ちゃんもママも一緒に「いないいないばあ」
布で隠れてしまった参加者の皆さんが再び現れると、とても楽しそうな声と反応を示してくれます。

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このワークショップは、事前に、乳幼児とママのためのお芝居「あのね」をご覧頂き、一緒に遊んだママと赤ちゃんを対象に行っています。

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乳幼児親子コミュニケーション事業
平成20年度 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
主催.特定非営利活動法人アートインAsibina
協力.市区町村子育て支援施設など

2009年2月5日木曜日

文化庁 本物の舞台芸術体験事業「ねこはしる」公演終了~2009年2月5日~

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2008年9月から始まった、平成20年度文化庁 本物の舞台芸術体験事業「ねこはしる」の全行程が終了しました。アートインAsibinaでは、今年度初めて実施した事業でした。
「ねこはしる」公演にプラスして、子どもたちによるショートストーリー「5分間 のはらものがたり」を一緒に創作し、本公演のプロローグとして上演すると言う内容を
新潟県・富山県・福井県・京都府内の小学校、計12校にて、それぞれオリジナルの「のはら」を創作・上演しました。

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子どもたちの創作した「のはら」は、各校それぞれオリジナル
新潟県長岡市では、子どもたちのアイディアで「トキ」が登場しました。
学校でチョウチョの学習をしている学校では、我々も知らないような様々な種類の「チョウチョ」が、また、子どもたちから"野原のイメージ"を聞くと「先週、校庭を熊が横切っていった!」など、熊やイノシシも登場。
2月の追加実施の際には、降り積もる「雪」や「雪解け」、春が訪れる様子などを、イメージ豊かに全身を使って、感性豊かに表現してくれました。

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台本も何もない段階から子どもたちと一緒に創作を行い、彼ら自身の持つ身近な「のはら」のイメージを立体化、さらには上演することで、仲間とともに分かち合う力強い自信を得てくれたと思います。
また、本編のプロローグとして同じ学校の仲間と一緒に「5分間 のはらものがたり」を観て、「のはら」のイメージを共有することで、「ねこはしる」の物語が、学校の帰り道の"あの野原"、学校の裏の"あの野原"で起こっている出来事のように感じてくれているようでした。


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2008年11月に実施した「ねこはしる」公演+「5分間 のはらものがたり」の記事
2008年9月に実施した「オリジナル野原物語を創ろう!」創作ワークショップの記事

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平成20年度文化庁 本物の舞台芸術体験事業
主催.文化庁・各都道府県教育委員会・各市区町村教育委員会

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◆文化庁 本物の舞台芸術体験事業とは?
本 事業は、舞台芸術を鑑賞するだけでなく、児童・生徒が公演団体と共演(演奏・演技など)することで表現活動の機会を提供することを目的に、文化庁が地域 の教育委員会と協力して行う体験事業です。共演に向けて、各芸術団体は、本公演とは別日程で児童を対象としたワークショップを実施して、公演当日、作品に さまざまな形で共演します。

2009年2月4日水曜日

演劇を使って遊ぼう!~2009年2月4日~

世田谷区立小学校内の新BOP(学童クラブ)にて、演劇を使った劇あそびのワークショップを実施しました。
この事業は、世田谷区内の小学校を対象に、さまざまな遊びのプログラムをコーディネイトしているNPO「放課後NPO After School!!」の放課後プログラムとして実施しました。今回の新BOPでのワークショップは、2月4日と18日の2回に分けて行います。

集まった子どもたちは、1年生から4年生まで約20名
講師からの「これからどんなことをすると思う?」の問いかけに、「遊ぶ!」「表現で遊ぶ!」など、遊びへのエネルギーは高まっている様子。

全身を使ったエクササイズを行い、カラダもココロもウォーミングアップした後
今回の活動のテーマである"劇あそび"の要素を含み、「節分!オニの本音」を創作。
つい昨日、豆まきを楽しんだばかりの子どもたちは、「やってみる!なってみる!」モード全開で、"豆をぶつけられるオニ!"・"オニの抗議?主張?"・"オニとの和解"、などの場面を次々と創りました。

最後には、グループに分かれて、世界名作物語の名場面を立体写真で創作、登場人物や出来事を全身で感じ、楽しみながら体験しました。また、自分たちの創作した立体写真をグループで見せ合い、分かる!伝わる!喜びも体験できた活動となりました。

終了後の感想で、「外で遊ばなくって、よかった!」と感想を頂きました。外遊びも楽しいけれど、
教室の中で!みんなで!想像力!?を使えば、色んな遊びが広がる・・・!?
子どもたちは、劇あそびの楽しさを直感的に捉え、体感してくれたようです。

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事業コーディネイト.放課後NPO After School!!


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Tatsuo,SHIROTA

2009年1月28日水曜日

追加公演「ねこはしる」+オリジナル野原ものがたりを創作&上演!!

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平成20年度文化庁 本物の舞台芸術体験事業「ねこはしる」+「5分間 のはらものがたり」追加公演!
「ねこはしる」の上演と、子どもたちによるオリジナル野原物語の創作と上演をセットにしたプログラムを、2009年2月2日~5日まで、福井県と新潟県の小学校にて実施します!


・2008年11月に実施した「ねこはしる」公演+「5分間 のはらものがたり」の記事はコチラ
・2008年9月に実施した「オリジナル野原物語を創ろう!」創作ワークショップの記事はコチラ

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◆文化庁 本物の舞台芸術体験事業とは?
本事業は、舞台芸術を鑑賞するだけでなく、児童・生徒が公演団体と共演(演奏・演技など)することで表現活動の機会を提供することを目的に、文化庁が地域 の教育委員会と協力して行う体験事業です。共演に向けて、各芸術団体は、本公演とは別日程で児童を対象としたワークショップを実施して、公演当日、作品に さまざまな形で共演します。

2009年1月25日日曜日

遊び・コミュニケーションと子どもの発達~2009年1月25日~

地域コミュニケーションプロジェクト埼玉、入間市での実践講座「遊び・コミュニケーションと子どもの発達」を実施しました。
発達障害(LD・ADHD)の研究やサポートを行う、西埼玉LD研究会の協力を得て、発達障害を持つ子どもたちを対象に演劇のツールを生かした活動を行い、子どもたちに関わる親や地域の大人が、ともに学び合うことを目的とした講座です。

講師は西田豊子、アシスタントとして、アートインAsibinaの俳優たちも参加しました。

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今回は、日本のお伽噺「かさじぞう」を題材に、物語の中での体験を楽しむ活動です。
まずは、物語に登場する小道具「かさ」を色画用紙を使って作り、参加者はお地蔵さまになって、講師が扮するおじいさんの登場を待ちます。

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雪の降る中、じっと待ちます。
すると、やってきたおじいさんが、一人一人にかさをかぶせて去っていきます・・・。
ここまでは、お伽噺「かさじぞう」の世界ですが、お礼のプレゼントは参加者のオリジナルです。

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かさを貰ったお礼に、自分がプレゼントしたいモノを紙に書いて、おじいさんとおばあさんの元へと届けます。
参加者の思い描いたプレゼントは様々、中には自分たちが欲しいモノなども。

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登場人物の一人として、物語の世界を楽しむことで、「なってみる、やってみる」楽しさ、自分で考え作り出し、創造する楽しさを体感できた活動となりました。
また、"遊びを楽しむことが子どもたちの発達や社会性の獲得にどのように関わるのか?"
子どもたちと一緒に活動することで、親や地域の大人がともに考え合う場となりました。

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平成20年度文部科学省委託『「学びあい、支えあい」地域活性化推進事業』
「地域コミュニケーションプロジェクト埼玉」
主催.地域コミュニケーションプロジェクト埼玉実行委員会
主管.西埼玉LD研究会

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地域コミュニケーションプロジェクトとは?
文部科学省による「学びあい支えあい地域活性化推進事業」を、地域コミュニケーションプロジェクト実行委員会が委託を受けて実施するものです。
各地域のニーズに応じたプログラムを実施し、地域住民がボランティア活動や家族参加の体験活動・地域のさまざまな課題などを解決する学習や取り組みを通じて、住民同士が「学びあい、支えあう」地域のきずなづくりを推進することを目指した事業です。

2009年1月23日金曜日

ものがたり構成学をひもとく~2009年1月23日~

子どもの創造活動指導者養成講座「ものがたり構成学をひもとく」が所沢市の公共施設にて行われました。

この講座は、所沢市内で、子どもたちや地域住民を対象に、表現活動を使ったプログラムを実施する指導者を対象に実施しています。
今回のテーマは「創造力を刺激する支援法とは?~視覚イメージから紐解く~」ことを、実践やディスカッションを行いながら学習しました。

まずは、講師の西田豊子が用意した写真素材を元に、インスピレーションから物語を創り、プレゼンテーションとディスカッションを行いました。
こ こで重要になるキーポイント「物語の聞き手が、刺激を受けた」を、参加者同士で考え合います。「想像力を刺激された!」「続きが知りたくなった!」「予 想だにしない展開があった!」など、意見が上がり、他人の創る物語を楽しみながら、自身が指導者として提供する際のエッセンスを学び合いました。

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また、写真を創造活動のインスピレーションとして活用する方法を学びながら、物語を構成するための重要な要素についても、考え合うことの出来る学習の場となりました。

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平成20年度文部科学省委託『「学びあい、支えあい」地域活性化推進事業』
「地域コミュニケーションプロジェクト埼玉」
主催.地域コミュニケーションプロジェクト埼玉実行委員会
主管.所沢クリドラタウン実行委員会

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地域コミュニケーションプロジェクトとは?
文部科学省による「学びあい支えあい地域活性化推進事業」を、地域コミュニケーションプロジェクト実行委員会が委託を受けて実施するものです。
各地域のニーズに応じたプログラムを実施し、地域住民がボランティア活動や家族参加の体験活動・地域のさまざまな課題などを解決する学習や取り組みを通じて、住民同士が「学びあい、支えあう」地域のきずなづくりを推進することを目指した事業です。

2009年1月9日金曜日

乳幼児とママのためのおしばい「あのね」公演中!

アートインAsibina演劇作品 乳幼児とママのためのおしばい「あのね」を使って
地域の子育て支援施設や児童館などで、子育て支援ツールとして事業を実施しています!

独立行政法人福祉医療機構の助成や、文部科学省委託事業『「学びあい、支えあい」地域活性化推進事業』の一環として、親子楽しめる「あのね」の観劇と、別日程での「おやこで遊ぶ、あそびいっぱいワークショップ」を実施しています。
「あのね」の作品中にたくさん登場する、ママと赤ちゃんのコミュニケーション遊びを、お芝居の途中でも、それぞれの親子で実践して、別日程でもたくさん遊べるプログラムを行っています。
乳幼児とお母さんのための遊び、コミュニケーション実践講座として、本年度は埼玉県さいたま市・狭山市、東京都練馬区・新宿区・豊島区他10箇所を予定しております。

2009年1月1日木曜日

【謹賀新年】本年も宜しくお願いします

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明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。

本年のアートインアシビナは
昨年に引き続き、ご好評頂いております演劇作品
「ねこはしる」「だいっきらい。」の小学校やおやこ劇場子ども劇場での公演や、文化庁やその他助成事業での巡回公演。
「あのね」は、新春1~3月に首都圏内の子育て支援施設などで、公演+ワークショップを実施させて頂きます。
また、昨年初演いたしました「紙のおとぎばなし」は、2009年7月「子どもと舞台芸術 出会いのフォーラム」にて、さらにバージョンアップさせ再演いたします。

そして、国際共同制作として、日本・イギリス・韓国共同制作「ヨーグルトを探して」を7月「子どもと舞台芸術 出会いのフォーラム」にて上演、
8月には「国際児童青少年演劇フェスティバルおきなわ(キジムナーフェスタ)」にて上演いたします。

その他、フォーラムシアターやワークショップも実施に向けて準備中です。

より多くの皆さまに作品をご覧頂けますよう、アートインAsibinaオフィシャルウェブサイト「ARTinAsibina WEB」にて、最新情報を随時更新させていただきますので、ご覧下さい。


末筆ながら新年のご挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞ宜しくお願いします。


特定非営利活動法人アートインAsibina
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東京都新宿区西新宿8-14-17 アルテール新宿1110
TEL.03-5338-7929/FAX.03-5338-7928
E-mail.info@asibina.com/URL.http://www.asibina.com/