2009年5月17日日曜日

「ヨーグルトをさがせ!〜Looking For Yoghurt〜」ついに英国(世界)初演の幕が開きました!

ついに5月15日(金)、「ヨーグルトをさがせ!」初演の幕が開きました。
レポートNo.4から「英国公演レポート」として、劇作家の西田豊子が引き続きホットな情報をお伝えします!


◆早くも初日からSold Out !
“世界初演”ともなる英国初演は、何度かお伝えしている通り、バーミンガムREPの小劇場スペース“The Door”で、午後1時半と夕方7時の2回公演。
1回目は小学校からやって来た7〜10才の子ども達。2回目は親子連れのお客様とREPのご招待客で、チケットは早くもSold outとのことです。

◆雄大君も最後の仕上げ!
15日は朝9時半に集合。幕開きのミュージシャン登場シーンと3人の出会いのシーンを軽くあわせ、最後のリハーサルが終了しました。そのあと、雄大君は舞台監督のルースの配慮で、通訳の山口惠子さんとスポーツマッサージに。
雄大君は、モンスター退治を目指す日本の冒険少年「アカ」役で、体操で鍛えたダイナミックな身体表現を随所で見せます。ソウル・東京と、打撲やかすり傷が絶えませんでしたが、全身リフレッシュで軽やかに本番を迎えました。

◆ステージで「Looking for Yoghrut!」
開幕30分前、スタッフ・キャストがステージに集合。演出のピーターが「昨年5月の、ソウル・東京創作ワークショップから1年、作家達には2年間の旅路を経ての初日。昼夜で全く異なるタイプの観客に出会えるのもラッキー。あとは観客の呼吸を感じて、楽しみましょう」と短く、しかし感慨深げにコメント。
全員円陣を組んで「Looking for Yohgrut!」と唱和、いよいよ開幕です。


◆初めてのステージで子ども達は!
初めてのステージ。幕開きから子ども達は、のびのび手拍子で「コール・アンド・レスポンス」に応え、雄大君演じる「アカ」の技が決まる度「おお〜!」と拍手。暗転では興奮の叫び声が劇場を揺るがす程でしたが、大事な場面では見事に集中。英国の少年「ブルー」が「アカ」と「ノーラン」の冒険に初めて参加する時は、「Catch!」と応援の声をかけ、ピーターを大感激させました。


夜の公演は満席の客席の7割がおとな。心地よい笑いと集中が、呼吸のように波のように、間断なく舞台と客席を往復。良き「初日」でありました。
終演後、REPのレストランで軽く祝杯。プロデューサーのジュディもピーターも私も「実は・・・」と、何度か涙が溢れたことを認めました。何と、作家のミジョンも、2日前に心理学ドクターを取得した通訳のイエランも、韓国の女性スタッフは全員「雄大の切り株の号泣シーンがベスト1!」と。やったね雄大君!

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Toyoko,NISHIDA

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「ヨーグルトをさがせ!」特設ページUPしました!
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ピーター・ウィルソン(イギリス/脚本・演出)による作品ブログはコチラ→http://hanyongtheatre.blogspot.com/(英語のみ)

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2009年夏!アートインAsibinaでは、「紙のおとぎばなし」公演も行います!
「紙のおとぎばなし」公演情報は、特設ページ→http://www.asibina.com/paper/
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