2006年12月15日金曜日

思春期のさじ加減を学ぶ~2006年12月15日~

12月15日(金)
豊島区東池袋、生活産業プラザにて、ワークショップを行ってきました。

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この活動は、豊島区文化商工部学習・スポーツ課生涯学習係から、
理事長の西田豊子に依頼を頂き実現しました。


対象は、思春期の子どもを持つ親です。
思春期における親子のコミュニケーション・どこまで関わるのか?
そのさじ加減を、演劇をツールにした体験学習で、一緒に考えてみましょう。という内容で活動を行いました。

アートインAsibinaからは、理事長の西田豊子(劇作・演出家兼、表現教育家です)、新人で「だいっきらい。」出演俳優、城田龍生、
それから、埼玉県所沢市で、クリエイティブドラマ活動を行っており、ご自身も、思春期の子育てを経験し、現在も未来も体験予定の方、
もう一人、玉川大学芸術学部で、表現教育・児童青少年演劇を学ぶ学生
4人の講師で、活動を行いました。


参加者は、10名、思春期まっさかりの息子や娘をお持ちのお母様方でした。
それぞれに、それぞれの参加意図がある中、
西田の参加者へのインタビューから始まり
講師陣の、自身の思春期エピソードの紹介
なんだか、当時は、本気でイライラしていた出来事も、今となっては、
「へ~!」「なるほど~!」「そうよね~」「うちの場合は...」などなど
大笑いしながら、思春期エピソードで盛り上がりました。

ほどよく参加者の心がほぐれた後
講師陣による、思春期における親子のコミュニケーションを再現した実例ドラマを通して、活発に意見交換しました。


人間の成長にとって思春期とは何か?
参加者とともに、その本質に近づける交流の場であったと感じています。
実際に、今、この瞬間も、自分の子どもと真剣に向き合っている方々と
たった今、思春期を駆け抜けてきた、若いアシスタント講師
その交流によって生まれた、良き学びの場であったと思います。


豊島区スタッフの方々、参加者の皆様、ありがとうございました。


家庭教育学級 思春期コース 子育て支援プログラム
「コミュニケーションレッスン・どこまで認める・どこまで戦う・思春期のさじ加減を学ぶ」
主催:豊島区文化商工部学習・スポーツ課

アートインAsibinaは、この他にもさまざまなワークショップを行っています。
様々な分野でお役に立てるよう、ワークショッププログラムを提供いたしますので、
どうぞ、お気軽にご相談ください。
アートインAsibina
TEL:03-5338-7929/FAX:03-5338-7928
E-mail:info@asibina.com


---Tatsuo,SHIROTA

2006年11月21日火曜日

物語の世界を楽しむ~2006年11月21日~

11月21日(火)神奈川県横浜市内の鑑賞団体、
NPO法人横浜こどものひろば主催の表現ワークショップに行って参りました。
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NPO法人横浜こどものひろばは、2006年3月に、
アートインAsibina作品「だいっきらい。」の公演でお世話になる鑑賞団体です。
この表現ワークショップは、同法人の運営スタッフの方々対象に
2006年7月から、月に2回づつ実施しています。

アートインAsibinaの理事長 西田豊子(劇作・演出・表現教育家)が、ワークショップの講師・監修を行っています。


今回の活動は「物語の世界を楽しむ」です。
世界の様々な名作物語の世界から、「これだ!!」と思うワンシーンを抜き出し、立体写真を創作して楽しみました。

出来上がった立体写真を、全員で鑑賞するのですが、
創っているメンバー以外は、どんな物語のどのシーンなのか知りません。
でも・・・
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「あ!わかった!」
「ブレーメンの音楽隊!!」


本当に見事な立体写真が出来上がりました。

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おばあさんが洗濯をしていると
大きな桃が、川の上流から
どんぶらこどんぶらこと・・・

そうです。「桃太郎」です。


などなど、世界の色々な名作物語を楽しみました。
とても素敵な活動でした。
横浜こどものひろばの皆様、ありがとうございました。

主催:NPO法人横浜こどものひろば

ワークショップに関するお問い合わせは、
NPO法人アートインAsibinaまで
TEL:03-5338-7929/FAX:03-5338-7928
E-mail:info@asibina.com
URL:http://www.asibina.com/


---Tatsuo,SHIROTA

2006年10月4日水曜日

都内小学校 表現活動体験授業~2006年10月4日~

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足立区立扇小学校へ、4年生・5年生の「表現活動体験授業」に行ってきました。

この取り組みは、アートインAsibinaメンバーのお知り合いの先生(その学校の先生)の発案により実現したものです。
「子ども達にのびのびと自己表現し、且つ友だちの温かさを感じる体験を」、その先生が打合せで仰った授業実施のテーマです。
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10/3(火)。
5年生2クラス。それぞれ2時限の授業。
1クラス目は、「身体をたくさん動かそう。自分自身に真剣になってみよう」という内容のエクササイズ。
2クラス目は、「想像の広がりを楽しもう」という内容。
10/4(水)
4年生2クラス。やはりそれぞれ2時限の授業。
1クラス目は、「自分の心の動きを発見しよう」という内容。
2クラス目は、「想像を仲間といっしょに共有してみよう」という内容のエクササイズ。

子ども達のムードや外部講師による授業への意欲などは、本当に学級によって様々なもの。
初めての表現活動体験だからと言って、全て同じアプローチが有効とは限りません。
この二日間、子ども達と出会えるわずかな時間の中で、こちらも即興的に活動を変えながら臨みました。
5年生のある子は「こんなに友だちが信頼できるんだって思った。」と、
4年生のある子は「友だちと協力したからこんなに楽しかったんだって思う。」と授業後の感想を聞かせてくれました。

担任の先生方からは、「子どもの実態に即した活動展開に、学ぶことがたくさんあった」、「何かをやっているフリじゃなくて"体験したことの再現"という表現のアプローチが、とても新鮮だった」という所見をいただきました。
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写真は、4年生2クラス目の授業風景。


アートインAsibinaでは、これからも学校の実情に沿った内容で、表現活動体験プログラムを提供いたします。
お気軽にお問合せ下さい。(Eメール info@asibina.com または電話03-5338-7929)

2006年8月26日土曜日

夏遊びの達人たち~2006年8月26日~

8 月26日、アートインAsibinaが開催している地域子ども教室「あかね達人塾」に行ってきました。この事業は文部科学省が全国の民間団体を通して行っ ている"子どもの居場所"を作る教育事業で、アートインAsibinaでは埼玉県所沢市にあるあかね保育園の親子サロン棟を会場に通年開催しています。

この日は月に一度の「達人アラカルト」の日。いろいろな遊びを通じて文化を体験する内容です。8月のアラカルトは、その名も"夏遊びの達人"。身近な夏の遊びをとことん楽しむことが狙いでした。

10 時。虫籠と虫捕り網を抱えた小学生達が集まって来ました。ちょっと緊張気味の初参加の子や、去年の子ども教室「あかね子どもとじじばばのドラマ 教室」に来ていた懐かしい顔ぶれ、皆勤参加のベテラン組も一緒になって、大人子ども総勢18名の一団は近所の原っぱへ出発しました。
午前中のメニュー"虫捕り"です。

バッタ、カマキリ、トンボ、アゲハ蝶、トカゲ、カナヘビ・・・。時折やってくるアブに注意しながら、みんな夢中で捕まえました。籠いっぱいにバッタを捕まえた子も、両手にトカゲを三匹も這わせて笑う子も、満足げに原っぱを後にしました。

保育園のサロン棟に戻ると、園の先生と一緒に男の子が二人、台所でせっせと働いています。この日の昼食は"流しそうめん"。虫捕りチームも竹を洗いホースをセットして、お椀と箸を用意したら準備完了。
キャーキャー言う楽しげな声が庭にこだまし、みずみずしく転がるトマトやキュウリも頬張って、みんなお腹いっぱいになりました。(ふくれたお腹は食後の片付け&雑巾がけで調整しました。バリバリ働く高学年の姿は凛々しかったです。)

午後のメニューは"水鉄砲"。
近くの小学校の校庭をお借りして、駆けずり回って楽しみました。最後にはウンテイにトイレットペーパーで景品のおやつを吊し、それを水鉄砲で撃ち落とすゲームも。終わった子は"お邪魔虫"としてウンテイを往復し、びっしょり濡れて大笑いしてました。
園に戻り、それぞれ獲得したおやつを食べ、"また来るね~"の声と共にこの日の活動が終わりました。


子どもの玩具の変容や、地域の自然環境の変化は、子ども達の遊ぶ力・興味を持つ力・探求する力・想像し創造する力にも大きな影響を与えます。
とはいえ、この日集まった子ども達は夏遊びの達人ばかりで、その伸びやかな好奇心に私たち大人が圧倒されることもしばしば。"子どもにいろんな体験を!"と気負うのではなく、大切なのは"きっかけの創造"なのかも知れません。

あかね達人塾では、これからも子ども達の遊びの環境や教育環境について、現場を通して考えていきたいと思います。


9月のアラカルトは23日。
10月は28日。
内容はただいま企画中。飛び入り参加も大歓迎です。

毎週一回の「子どもとおじいちゃんの囲碁サロン」も開催しています。
(活動日時はアートインAsibina;電話03-5338-7929;へお問い合わせ下さい)

「あかね達人塾」(平成18年度文部科学省委託地域子ども教室推進事業)
主催:特定非営利活動法人アートインAsibina
協力:社会福祉法人さやまが丘保育の会あかね保育園
後援:所沢市教育委員会


(Sugi)
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2006年7月13日木曜日

出会いのフォーラム公演案内!

2006年7月21日(木)~29日(土)の9日間
国立オリンピック記念青少年総合センターにて

子どもと舞台芸術 出会いのフォーラム2006

という舞台芸術フェスティバルが開催されます。
日本全国の児童青少年演劇劇団が一堂に会して、作品を上演するのですが

このフェスティバルに
アートインAsibinaも参加します。
「ねこはしる」と、新作「だいっきらい。」両方ともに上演します。

両作品とも、子どもだけでなく、大人も
おやこで観るとなおさら楽しんでいただける作品です!
ぜひぜひ会場まで足をお運びください。

「ねこはしる」
日時:7月27日(木)14:00~15:00
場所:カルチャー棟リハーサル室
会費:2,000円

「だいっきらい。」
日時:7月29日(土)14:00~15:00
場所:カルチャー棟リハーサル室
会費:2,000円

<国立オリンピック記念青少年総合センター所在地>
東京都渋谷区代々木神園町3-1
小田急線参宮橋駅下車 徒歩7分
■東京駅から
 JR中央線 約14分 新宿駅乗換え
 小田急線各駅停車 約3分 参宮橋駅下車
 徒歩 約7分

チケットに関するお問い合わせは
アートインAsibinaへ
TEL : 03-5338-7929
FAX : 03-5338-7928
mail : info@asibina.com

出会いのフォーラムに関するお問い合わせは
出会いのフォーラム実行委員会へ
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-35-5澤田第二ビル5F
TEL:03-3351-2131  FAX:03-3351-2179
E-mail:YHT01146@nifty.ne.jp
HP:http://www.geidankyo.or.jp/kodomo-forum.html


---Tatsuo,SHIROTA

2006年4月28日金曜日

地域子ども教室「あかね達人塾」スタート!

アートインAsibinaでは、平成17年度より文部科学省委託地域子ども教室に取り組んでいます。

これは、地域の中で子ども達が安全に集える居場所をつくり、地域の教育力を再生していくことを目指す文部科学省の事業。平成16年度から18年度の 3年間に渡って、全国各地の教育委員会や民間団体などが委託を受け実施しています。詳しくは"子どもの居場所づくり"のホームページをご覧下さい。
http://www.ibasyo.com/


平成17年度、アートインAsibinaは埼玉県所沢市で「あかね子どもとじじばばのドラマ教室」を開催しました。

茶畑に囲まれた「あかね保育園(社会福祉法人さやまが丘保育の会)」の親子交流サロン棟で、囲碁・お囃子・料理・表現あそびを曜日ごとに展開。地域の方々(囲碁の達人やお囃子の達人たち)を講師に招き、延べ400人以上の小学生が文化と交流を体験しました。

平成18年度は、この「あかね子どもとじじばばのドラマ教室」を「あかね達人塾」と改名。

活動内容もリニューアルして、4月28日(金)に再出発しました!

メニューは・・・

「子どもとおじいちゃんの囲碁サロン」;毎週金曜日の夕方

「達人あらかると」(様々な文化体験を地域の達人と一緒に);毎月1回土曜日

この「あかね達人塾」を支えて下さっているのは、園長先生を始めとするあかね保育園皆様。そして講師としてご参加いただいている地域の方々の、ステキでさりげない"達人力"。

今年も、囲碁を中心にお囃子・茶道・生花・ベーゴマ・凧揚げ・・・いろいろな文化体験と交流の活動を企画中です!

お問合せ・お申込みはアートインAsibina(info@asibina.com)まで。

(Sugi)

P.S. 5月20日(土)10時~12時 第一回目の「達人あらかると」があります!

   内容は、ちょっとフシギでドキドキする"表現あそび"。ぜひ来てください!!

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2006年3月23日木曜日

【事業記録】地域子ども教室推進事業「ひばりワクワクドラマ教室」

平成17年度文部科学省委託 地域子ども教室推進事業「ひばりワクワクドラマ教室」事業記録
【実施期間】
2005年8月~2006年2月

【実施内容】
■すくすくキッズ(1~2歳と保護者)
■わんぱくキッズ(3歳以上未就学児と保護者)
■チャレンジドラマ(小学生)
この他に、大人を対象とした「おとなのためのドラマ教室」も開催。

【会場】
北海道芽室町ひばり児童館

【対象】
芽室町民/定員:各クラス30名

【年間登録料】
2,000円(保険料など)

【講師/スタッフ】
アートインAsibina/地域協力スタッフ

事業のチラシはコチラ→PDFファイル050200memuro.pdf

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平成17年度文部科学省委託 地域子ども教室推進事業「ひばりワクワクドラマ教室」
主催.NPO法人アートインAsibina
協力.育児ネットめむろ
後援.芽室町・芽室町教育委員会
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■事業実施記事
ひばりワクワクドラマ教室~2005年10月22日~

2006年3月1日水曜日

【事業記録】地域子ども教室推進事業「あかね子どもとじじばばのドラマ教室」

平成17年度文部科学省委託 地域子ども教室推進事業「あかね子どもとじじばばのドラマ教室」事業記録

【実施期間】
2005年7月~2006年2月

【実施内容】
■隔週火曜日 「たたく!おどる!オト発見!」
 ・からだをつかってリズムあそび! ―手・足・カラダでリズムをつくろう!―
 ・音を探しに出かけよう! ―季節の音・生き物の音・生活の音―
 ・日本の音、発見! ―和太鼓・創作舞踊にも挑戦!―

■毎月第二金曜日 「コック長にチャレンジ!」
 ・イメージクッキング! ―見えないジャガイモ!?見えない包丁!?―
 ・こんなレストランあったらいいな ―イメージでつくりたい料理に挑戦!―
 ・いざ、クッキングに挑戦! ―調理実習 お味はいかが?―

■毎週木曜日 「子どもとおじいちゃんの囲碁サロン」
 ・出会いのコミュニケーション ―カラダをつかってリフレッシュ!―
 ・チャレンジ!あかねの碁 ―はじめての人 大かんげい!―

【事業目的】
子 ども達の生活圏としての「地域」は、お互いに顔の見える、心の通い合ったものであるべきです。ここは、年齢を超え、活動のジャンルを超えて「地域」の子 どもや大人たちが「あそびを通じて出会う」場所です。専門家が提供できる活動もあれば、地域の大人と共に作り出す活動もあり、何よりも子ども達の中から、 こんなことやってみたい!という発信が出てくることを願っています。
表現活動とは、子ども達の集中力、想像力、人間関係、意欲、自信を育み、全て の活動の原動力となり得るものです。一つの活動からアイディアが生まれ、コ ミュニケーションが生まれ、工夫、共感、感動、子ども達の笑顔へと繋がっていく、そんなコンセプトを大切にしていきたいと思います。

【会場】
あかね子育て支援センター(社会福祉法人さやまが丘保育の会あかね保育園親子サロン棟)

【対象】
所沢市内小中学生/定員:30名

【年間登録料】
2,000円(保険料など)

【講師/スタッフ】
アートインAsibina/地域協力スタッフ

事業のチラシはコチラ→PDFファイル050600akane.pdf

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平成17年度文部科学省委託 地域子ども教室推進事業「あかね子どもとじじばばのドラマ教室」
主催.NPO法人アートインAsibina
協力.あかね子どもとじじばばのドラマ教室実行委員会
後援.所沢市・所沢市教育委員会
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■事業実施記事
あかね子どもとじじばばのドラマ教室「コック長にチャレンジ!」~2005年9月2日~
あかね子どもとじじばばのドラマ教室「子どもとおじいちゃんの囲碁サロン」~2005年9月29日~
あかね子どもとじじばばのドラマ教室「コック長にチャレンジ!」~2005年10・11月~
あかね子どもとじじばばのドラマ教室「お祭りプロジェクト」~2006年1月20日~
あかね祭り『"地域"の姿、ここにあり!』~2006年1月28日~

2006年2月28日火曜日

【事業記録】地域子ども教室推進事業「所沢クリドラタウン」

平成17年度文部科学省委託 地域子ども教室推進事業「所沢クリドラタウン」事業記録

【実施期間】
2005年6月~2006年2月

【実施内容】
■ クリドラタウンではこんなことをやるよ。
 ・ 劇あそびやリズムあそび ―表現ってオモシロイ!―
 ・ 季節を発見 ―みつけた!きこえた!―
 ・ お話作り ―オリジナルストーリーを作ろう!―
 ・ 詩の時間 ―だれでもみんな素敵な詩人!― などなど・・・お楽しみに!

【事業目的】
「クリドラ」はクリエイティブドラマの略称で、自己発見と他者理解、コミュニケーションと創造性を豊かに育む表現活動です。本事業では、子どもたちの日常生活の中に、のびのびと自己表現ができる環境を作ることを目指します。
「クリドラ」の活動を多くの子どもたちが体験し、所沢の街にクリエイティブなパワーが溢れることに希望を託した「クリドラタウン事業」です。この事業が「子どもたち一人ひとりが自己肯定感を持ち、前向きに明日を迎える」きっかけとなることを願っています。

【会場】
所沢市文化会館/所沢市中央公民館 他

【対象】
所沢市内小中学生/定員:30名

【年間登録料】
2,000円(保険料など)

【講師/地域協力スタッフ】
アートインAsibina
表現教育セミナー参加者・所沢クリエイティブドラマ実行委員会スタッフ

事業のチラシはコチラ→PDFファイル050400tokorozawa.pdf

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平成17年度文部科学省委託 地域子ども教室推進事業「所沢クリドラタウン」
主催.NPO法人アートインAsibina
協力.所沢クリエイティブドラマ実行委員会
後援.所沢市・所沢市教育委員会
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■事業実施記事
所沢クリドラタウン(旧)ホームページ
所沢クリドラタウン(新)ホームページ(活動記録は↑↑↑)

2006年1月28日土曜日

あかね祭り『"地域"の姿、ここにあり!』~2006年1月28日~

アートインAsibinaが埼玉県所沢市で実施している「あかね子どもとじじばばのドラマ教室」。小学生を対象に、囲碁教室、料理教室、お囃子教室の3クラス を、保育園の地域住民交流スペース(サロン棟)で展開してきました。教室を支えているのは地元の"達人・名人"たちです。

1月28日(土)
 今日は今年度の活動の最終回「あかねまつり」です。
各クラス参加児童と講師、保育園の先生方に加えて、家族や学校の友達も招待してみんなで楽しもう!がコンセプト。内容は、トン汁作り、表現あそび、餅搗き、キナコ餅/あんこ餅作り、みんなで会食、、と盛りだくさん。

午 前10時、みんなより1時間早く集まった、エプロン姿の料理メンバー。少々緊張しがらトン汁作りがスタートしました。本日の料理の師匠は、普段か ら保育園の行事を支えておられる地域のおばあちゃん達(その名も、あかね保育園シニアの会)。これなら慣れない包丁も大丈夫そう。
料理が終わる頃になると、いつの間にか集まっていた小学生その数50人!ちょっぴり照れながら、表現あそびで遊び力の修業がスタート。心と体を柔軟体操しました。ご一緒に活動を盛り上げて下さったお母さん方、ありがとうございました。

11時30分。蒸しあがった餅が園庭に登場!もちろん臼と杵も準備万端!「よいしょ!よいしょ!」の声とともに餅つきの開始です。
「重たーい!」と文句を言いながら、何回も搗く列に並ぶ男の子たち。女の子たちの多くは餅つきよりもキナコを塗す作業に夢中になってました。

12時20分。ホールで会食。
自分でついた餅とトン汁は、ちょっぴり疲れた体をじんわりと温めます。子ども達は黙々と食べ、お代わりしてはまた食べていました。

13時30分。時間いっぱいお腹いっぱいで、本日のおまつりが終わりました。

保育園のホールで、小学生が地元の大人から生活文化を習い交流する。「地域」というものが、ここには確かにありました。
このような、地域の中で人と人が繋がりあい何かが創造されていく子ども教室の在り方や、新しい活動を、私たちアシビナーは今後も検証し実現に向けて計画していきます。
あかね保育園の先生方、講師の先生方、シニアの会の皆さん、本当にありがとうございました。
小学生の皆さん、保護者の皆様、きっとまたお会いしましょう!!
(Sugi)

「あかね子どもとじじばばのドラマ教室」はアートインAsibinaが主催する文部科学省委託地域子ども教室です。
お問い合わせはアートインAsibinaへ 電話.03-5338-7929 E-mail.info@asibina.com

2006年1月20日金曜日

あかね子どもとじじばばのドラマ教室「お祭りプロジェクト」~2006年1月20日~

 埼玉県所沢市のあかね保育園において活動を継続展開中の「あかね子どもとじじばばのドラマ教室」の活動報告です。文部科学省より地域子ども教室推進事業として委託されています。このドラマ教室は、「地域」の子どもやおとなたちが「あそびを通じて出逢う」場所です。

 あかねのドラマ教室では、26名の登録者が、「たたく!おどる!オト発見!」、「子どもとおじいちゃんの囲碁サロン」、「コック長にチャレンジ!」と題した内容の違う3つの教室に自由に参加できる形で活動してきました。

 この日は、1月28日(土)に1年の締めくくりとして開催される、あかねお祭りに向けておこなわれる特別プログラム、『お祭りプロジェクト』の3回目。

 まずはみんなで、かくれんぼ。あかね保育園に併設されている2階建てのサロン塔全部を使って、想像力をフル稼働させて、工夫をこらしてかくれんぼをします。狭い棚のなか、キッチンの下、壁の隙間。どこが一番見つからないか、回を重ねるごとに新しい発見があります。

 続いては、2人組になってのブラインドウォーク。一人が目をつむって、もう一人がガイドをして、サロン塔の中を探検します。
探検が終わると、今度は目を開けて探検を再現してみます。目が見えなくても、部屋の空気や音、手触りだけを感じて、自分がどこにいるのか再現することができました。

 最後に、お祭りのときに家族や友達に渡す、「とくべつしょうたい状」に色塗りをしました。書いているうちに、渡す相手の顔が思い出されて、色塗りは大盛り上がり。自分や、すぐ隣にいる友達にも書いたりしています。

 おまつりが、とっても楽しみになりました。(EMI)